西川善司/グラフィックス技術と大画面とMAZDA RX-7を愛するジャーナリスト (善)後不覚 blog: は,ディスプレイ機器(本稿ではPC用ディスプレイとテレビの総称とします)で表示遅延が起きていること,そしてそれがゲームプレイにあたっての障害となり得ていることをお伝えし,実際に,遅延度合いがディスプレイ機器ごとに異なることを示しました。 今回も,表示遅延にまつわる話題を続けます。 →【前回】 一般的な薄型テレビは表示遅延6フレーム!? 行ったのは,評価対象のディスプレイ機器をいずれも,低表示遅延モードにしての計測でした。 では,テレビの一般的な画調モードでは,どのくらいの表示遅延があるのでしょうか。これについて調べてみることにします。 調査対象は,栔ゥ欹哎钉?010年モデルの「19RE1」と,2009年モデル「46ZX9000」。示したとおり,19RE1は,「ゲームダイレクト」というモードに設定にすると,表示遅延をかなり短くできるモデルです,DarkBlood RMT。一方の46ZX9000は,直下型白色LEDバックライトを搭載し,超解像機能も搭載した高画僦鞠颏违猊钎毪趣胜辘蓼埂%博`ムダイレクトモードは搭載しているのですが,19RE1が持つオーバーラップ処理機能は持たないため,の実験でも19RE1に対して常に1フレーム遅れてしまっていました。 今回のテストでは,そんな46ZX9000の画調モードを,購入後デフォルト設定されている「おまかせ」画調モードに設定して評価してみます。 テレビメーカー各社によると,ほとんどの一般ユーザーは,購入したテレビの画調モードを変更しないとのことなので,今回の実験は「ほとんどの一般ユーザーが,これだけの表示遅延を無意識に体験している」という証明にもなるはずです。 ということで,下がその測定映像です。同様,PCからのビデオ出力は,サンワサプライ製のHDMIスプリッタ「VGA-HDSP4」を介して分配し,Lineage2 RMT,高速撮影の可能なカシオ製デジタルカメラ「EX-FC150」から,120fps(640×480ドット)で撮影しています。 結果を見てびっくり。最速のゲームダイレクトモードで動作している19RE1と,自動高画佶猢`ドの「おまかせ」モードで動作している46ZX9000では,6フレームの差があると分かりました。 「いま何フレームめを表示しているか」を示す,5桁の数字に注目。その差はなんと6フレームもある
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kiyotash23の日記
14 年前
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