2013年2月1日金曜日

寒い冬,「ニード・フォー・スピード ホット・パースート」でホットな時間を過ごしてほしいというのが今週の

 Electronic Artsの「Need for Speed」シリーズは,もしかしたらゲーム界のご長寿ナンバーワンではないかもしれないが,ベスト10には間違いなく入るシリーズだ。夢のスーパーカーを運転できるとあって,筆者も第1作「The Need for Speed」(1994年)には飛びついたクチ。当時はドライブゲームと言っても,ほかにATARIの「Test Drive」シリーズぐらいしかなく,まあ飛びつくとはいっても,その二択だったのだが。それにしても,Need for SpeedもTest Driveも,どちらも未だに健在というのは素晴らしいことじゃないか。  というわけで,今回の「海外ゲーム四天王」でチョイスしたのは,シリーズ最新作である「Need for Speed Hot Pursuit」の日本語版,「ニード?フォー?スピード ホット?パースート」(///)だ。  でも紹介したように,本作は1998年の「ニード?フォー?スピードIII」(原題:Need for Speed III Hot Pursuit),およびその続編となる「ニード?フォー?スピード ホット?パースート2」(2002年)のリメイクといった感じで,ライバル達とのストリートレースだけでなく,暴走レーサーを取り締まる警察としてもプレイすることができる。当時,ホット?パースートに燃えた人は懐かしいだろうし,最近のニード?フォー?スピードシリーズをプレイしてきた人なら新鮮さを感じるはずだ。  約10年の歳月を経て再び登場したホット,arado rmt?パースートは,最近の多くのエレクトロニック?アーツタイトルと同じように,オンラインやネットワークを強く意識したものになっている。このへんが,時代というヤツですな。  その最大のメダマは,これまでの記事などでも紹介してきた,「オートログ機能」だ。これは,ホット?パースートをプレイしているほかのプレイヤーをフレンドとして登録することで,カバル RMT,レースイベントごとにフレンドのタイムと比較した順位づけ,撮影写真モードで撮った写真の共有,フレンドとメッセージやレースへの招待状の送受信などといったコミュニケーションが取れるようになるというもの。残念ながら,引っ込み思案な筆者にはフレンドがおらず,担当編集者の松本は何か違うゲームに熱中していて相手にしてくれないため,せっかくの機能を楽しめていない状況だが,ホット?パースートを中心としたSNS(ソーシャルネットワークサービス)という雰囲気で,ゲームを続ける強いモチベーションになると,メディアやプレイヤーの評価も高い。  さて,ゲームそのものに目を転じると,基本的な操作は最近のシリーズ従来作と同様,アクセルとブレーキ,そして瞬間的に加速可能なナイトロ(ニトロ)程度で,ドリフトの必要も,カウンターを当て続ける必要もなく,ゲームパッドで手軽に楽しめるという味付けになっているため,ステアリングコントローラなどは不要。コンマ数秒を削る走りを強いられるレースゲームもあるが,本作は高度なドライビングテクニックよりは,こちらの車をぶつけて敵車の邪魔をしながら走るようなアーケード寄りのスタイルなのだ。  したがって,あまり難しいことは考えずにアクセル全開でぶっ飛ばし,アドレナリンが吹き出てくる豪快なレースが思い切り楽しめる。
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