お料理辞典」の「塩」の説明が始まることなどがあった。 どうやら,音声認識の誤作動に原因がある模様だ。こうなると,Bボタンを押すか「戻る」をタップするかしないと,元の画面には戻れない。素手で調理をしているとき,NDSに触るために手を洗ったりする手間はなるべくとりたくないもの。こういった事態を防ぐには,雑音のない環境にNDSを置いておく必要がある。が,調理をしていると何かと音が立ってしまう。だからといって,台所から離れた場所にNDSを置いておくのでは本末転倒だ。このあたりは,開発者側にとっても悩ましい問題かもしれない。■ついに完成! 果たして味は……? さて,そんなこんなで合成音声の山岡さんの指示にしたがって調理を進めていった結果,二つの料理が完成。本作によると,エビ,rmt?タマゴサンドイッチの調理時間は20分とのことだったが,エビ8尾分の背わたをとるだけで20分以上かかってしまったため(エビが怖かったから),トータルで40分ほどかかってしまった。 ここで気になるのは,やはりその味だろう。結論から言えば,エビ?タマゴサンドイッチはエビと卵の風味が絶妙なハーモニーを楽しませてくれたし,マッシュルームの照り焼きは香ばしさの中からしみ出てくるマッシュルームの風味が心地よかった。母もまずまず喜んでくれたようだ。 最終的に,ro rmt,パンで挟んだらエビ?タマゴサンドイッチは完成。やっぱりエビでかすぎた……誰かが脳内で「上手に焼けました!」と言ってくれた気がする。炭火で焼いたら,きっともっと美味しいのだろう。なお,柚子の皮の代わりに夏みかんの皮をまぶしてみたのだが,これは正解だった気がする しかし,反省点もある。エビ?タマゴサンドイッチで使用したエビが大ぶりで,しかもたたき方が足りなかったため,卵と混ぜてオムレツ風に焼き上げようにも,加熱に時間がかかりすぎてしまい,卵が硬くなってしまったのだ。エビのプリッとした食感は楽しめたが,卵がもっとフワッとしていたら,さらに美味しくできたのではないか。本作では,料理完成後,自己評価(5段階)やコメントを残せるので,この反省点をメモしておいた。再チャレンジをしようと思ったとき,きっとこのメモが役立つだろう。来年の母の日あたりまで,その機会はないかもしれないが。 こんな具合に,ゲーム機の合成音声の指示どおりに料理をするという,ある種レトロフューチャー的な経験をしてみた次第である。料理をしようという気持ちはゼロではないものの,美味しんぼを読む時間を削ってまで料理をしたくはない,と思いながら生きてきた筆者が,本作と出会うことによって実際に料理をしたということは,ゲームが実生活にプラスの影響を与えた一例と言える……のか
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