2013年3月1日金曜日

[E3 2011]ジャンプアクションの妙が3Dで極まる! ニンテンドー3DS版「スーパーマリオ(仮称)」をE3の

任天堂ブースでの本作の展示の様子。(手前の男性の)3DSの下画面に見えるアイコンはストックしているアイテムで,タッチすると使用できる  現地時間の6月7日,E3 2011の開幕に先がけて開催された任天堂のプレゼンテーションにおいて,待望のニンテンドー3DS版「」が発表された。  E3 2011会場の任天堂ブースには,ニンテンドー3DSの専用コーナーが設けられ,そこでは本作を試遊することができた。本稿では,従来作とは見た目や雰囲気がひと味違う3DSマリオのプレイフィールをお届けしよう。  出展されていたのは,4つのステージを任意に選んでプレイできる体験版。3Dスクリーンで見やすくなった奥行きのあるステージの中を,マリオが走って跳んでゴールを目指すという,シリーズお馴染みの展開が楽しめた。  「スーパーマリオ64」などでは,広々とした3D空間を,カメラを動かしながら縦横無尽に走り回ることができたが,本作では場面ごとにほぼ決まったアングル(タッチスクリーンにあるボタンで多少の視点変更は可能)から見下ろしたステージを進んでいく。「シリーズ初期の2Dのワールドを別の角度から見たらこうなるのでは?」という,当時誰もが考えたことのあるシーンを具現化したような,とくにオールドファンにはグッとくるステージ構成が続く。ところどころに,落ちるとミスになる“穴”が存在していて,2Dグラフィックスのマリオと同様,ゲームに適度な緊張感もたらしている。  マリオ自身の操作感覚は,従来の3Dマリオシリーズのようにスタスタと軽快に走り回れる仕様ではなく,ギリギリ落ちそうな足場でも緻密な操作ができるよう,走り出しがややゆっくりめに設定されているのが特徴。いつもの調子でプレイしていたら,最初は動きが少々重たいように感じられたのだが,しばらくプレイを続けていると,ドラゴンクエスト10 RMT,それが本作のレベルデザインにマッチした操作感覚なのだと気付かされる。  今回は4ステージしか遊べず,それぞれが短めのマップだったので断言はできないが,DSやWiiで発売された「Newスーパーマリオブラザーズ」で原点に立ち戻ったジャンプアクションの妙を,裸眼立体視による3Dグラフィックスでさらに魅力的なものへと進化させている印象を受けた。  ちなみにマリオのパワーアップは,お馴染みのファイヤーマリオや,スーパーマリオ3のシッポマリオ(対抗してシッポクリボーも登場!)などが確認できたが,さらに新しいものが用意されているような気がする。新旧シリーズのファンが楽しめるようなステージ構成や,キャラクターのチョイスにも期待したいところだ,rmt。なお本作の発売時期は,2011年末予定となっている。
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